
皆様こんにちは、YUYAです!
今日はネットゲーム依存が「躁鬱を作ってしまう」
そんなお話をしてきますね!

まず躁鬱(そううつ)とは、
躁(そう)状態とうつ状態をくりかえす病気のことです
躁状態とうつ状態は両極端な状態です
その極端な状態をいったりきたりするのが双極性障害と言います
天にも昇るような充実感に満ちた状態から
もう自分なんかどうでもいいや。どうとでもなってしまえ。

本当に生きてきてこんな楽しいことなんてないよな!
めちゃ最高!ハッピー!!!

なんでこんなゲームに多大な時間を費やしてしまったんだ。
最低。自分のことも軽蔑したいくらいだし。
もう何もかもど〜でもよくなってきた。
全てが希薄に感じる。自分は地の底にいる感覚だ。
例えるとこの状態を何度も繰り返します。
ではネットゲーム依存がなぜ
この躁鬱を作り出してしまうのか、これをお話します
まずネットゲーム依存には重度の鬱病が付きまといます
以前の記事でも書きましたが
大量のドーパミンを放出させる行為に依存することは
その反動として
その行為以外の生活において、一切の幸福感を得られなくなります
それどころか、深い落ち込みや無気力に襲われてしまいます
否定的な感情や空虚感、そして自己否定、
ついには死んでしまってもいいや、もうどうでもいい。
といった状態に陥ってしまうのです
私にも本当に痛いほどわかります。今考えるとゾッとしますが。
マンションの通路から外へ飛び降りてもいいや、どうだっていいや
なんてことを当時は数回、考えたことが実際にあるのです…
この躁鬱を繰り返すということは
非日常な興奮に没頭し脳をお祭り騒ぎにして
その後にドーパミン枯渇状態で無気力になる
ネットゲームにはこの「躁鬱」を作り出す力があります
普通に生活していれば自ら躁鬱になることは珍しいですが
ネットゲームには恐ろしいほど人を熱中させて
ドーパミンを枯らすパワーが間違いなくあるのです
そして一度、躁(そう)状態を体験した人は
普通の状態が鬱状態になってしまいます
今までは喜びを感じたことが
何にも感じなくなりつまらなく退屈になってしまう
こうなってしまうと覚醒剤依存に酷似しています
薬を使っている時間以外は退屈以外の何物でもない
常に快感や興奮を自分に与えてくれるソレしか考えれない

もはやネットゲームをやっている時間が「生きていて」
ネットゲームをやっていない時間は「生きていない」
ネットゲーム依存になってしまうと
日常的にドーパミンを大量に放出する時間を繰り返すので
その結果として
普通の生活の刺激では全く何も感じることが出来ず、
空虚感やボーッとした気怠さ
そして何とも言えない気分の落ち込みに襲われることになります
ドーパミンを大量に放出し続けると
ダウンレギュレーションという体の防衛が作動します
ただし、これは従来のドーパミン量では同じような快感が得られなくなるだけで
今まで以上にドーパミンを出せば従来と同じように快感を得ることが出来ます
ネットゲーム依存者は長時間し続けると快感が得にくくなってくるので
より快感を求めて、より激しく、より没頭しようとネットゲームにかじりつきます
その結果どうなっていくかは
皆さんも想像がつくと思います
そう、
人間の体力には限界があるのです
快感を得られなくなった依存者は
もっとドーパミンを!もっと快感を!もっと長時間!もっと刺激を!
これは耐性と呼ばれる現象です
ドーパミンをより多く出さないと気が済まない状態
だけど、してもしても最初ほど快感が得られない

ウォー!ネットゲーム楽しぃ〜最高〜!!
生きててこんな楽しいことってないよな〜!!
….3時間後….

あれ、おかしいな。さっきまであれだけ楽しくて最高の気分を味わえていたのに。なんかイライラしてきた。なんでだろ。
やり続けていればまた最初の頃に味わえていた快感を得られるよな。あの快感がもう一度欲しいな。やろう。
依存者は体力の限界までドーパミンを出し切る行為に没頭するのです
人間の体力には限界があり、ドーパミンも際限なく出すことは出来ない
身体を休めないとドーパミンも枯渇します
ダウンレギュレーションにより脳神経は麻痺を起こして鈍化する
そうなると、ネットゲームをしていても楽しくなくなってしまうのです
同時に意欲も喜びや興奮も感じられなくなっていきます
それでもドーパミン(最初の頃の快感!)を求めてネットゲームにかじりつく。

これがネットゲーム依存症に伴う躁鬱です
そして、最悪なことに
この鬱状態を紛らわせる為に
さらに強い刺激をネットゲームに求めるようになります
こうなると依存が進み、事態を悪化させていきます
ドーパミンの大量放出が続けば続くほど
その反動として
深い落ち込みや虚無感
自分に対する無価値感情に襲われます
これは私も体験しましたが、突然に死にたくなるのです

躁鬱の鬱状態でマンションの外階段を歩いている時に、
もうこんな自分死んでしまってもいいんじゃないか。
死んでしまったらこの苦しみから解放されるのではないか。
楽になりたい。
突然に自殺してしまう、ということも
ドーパミンの大量放出が続いた末に生じた
強い鬱状態がもたらしたものです。
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