
この記事を書いている人はこんな人です!
はじめは暇潰しに始めたネットゲームが次第に現実からの逃避行動になり、 依存が進む中で上達して周囲から褒められて心地よい居場所となり、徐々にプレイ時間と課金額が増加。3年目に大会で優勝したことでさらにネット世界にのめり込んでしまい合計5年間をインターネット/ゲームに費やしました。最終的に医療施設で依存治療を受けたことをきっかけに心身ボロボロの状態から1年かけて依存を克服することに成功しました。 現在は資格を取得してマッサージ師として働いています。 この過程で学んだ知識と経験を使って、現在進行形で依存に苦しむ人や予備軍を少しでも減らしたいと想い、私のリアルな体験談と依存を克服する為に必要なことをブログで発信しています!

この記事を読むと以下のことが分かります!
✔️思春期のネトゲ依存がなぜ脱け出しにくいのか分かる! ✔️問題をやっかいにする存在が分かる! ✔️解決に向けてどうすれば良いか方向性が分かる!
それでは早速みていきましょう!
そもそも思春期って何歳のこと?

思春期は11才前後から始まり18才頃まで続くと言われています
・心も身体も大人ではないが全く子どもでもない(思春期初期)から始まり ・次いで大人と子どもが入り交じりせめぎあう状態(思春期中期) ・そして最後には心も身体も大人であることを確かなものとしていく状態(思春期後期)
思春期と聞けば中学生から高校生のイメージを持っている方も多いと思います、そのイメージよりもさらに広い年齢層が思春期にあたりますね
なぜ思春期だとネトゲ依存の克服が難しいのか?理由①

どの年代でもネトゲ依存やスマホ依存に陥りますが、特に状態が深刻になりやすいのが思春期だと言われています。
また周囲からの影響を大きく受けやすく、かつ対応が非常に難しいのがこの時期なのです。
なぜ思春期の年代はネトゲ依存・スマホ依存の問題がこじれやすいのか。
その大きな理由のひとつに「進路選択という重要な時期と重なる」ことが挙げられます。
この時期は学習時間や意欲の低下が、本人の将来を大きく変えるほどの試練になるからです。
前途洋々の思春期の子がネトゲ依存やスマホ依存に陥ってしまい、学校を休みがちになった挙句に留年や中退に追い込まれるケースが非常に多いです。
なぜ思春期だとネトゲ依存の克服が難しいのか?理由②

そして2つ目の理由が「親からの自立」「反抗期」です
親が押し付けた価値観の拒否は本来であれば順調に成長している証です。
また自立に向かう上での重要な一歩になります。
しかしネトゲ依存・スマホ依存が思春期の難しい時期である「反抗期」に絡みつくと非常にやっかいな問題になってきます。
自立としての本来の反抗のあるべき姿は、与えられた価値観を拒否して自分本来の価値観を手に入れようとする健全な意思表示です。
しかしネトゲ依存に陥ることによって生まれる拒否や反抗は話が変わってきます。
依存から生じる拒否と反抗は、本来の価値(成長)とはまるで逆方向である逃避に向かいます。
この逃避が行き着く先に出口はありません。
出口のない迷路をひたすらもがきます。
本人に逃避の意図はなくとも客観的に見ればそれは社会的を拒み逃避する行為なのです。
健全な自立がネトゲ依存にすり替えられてしまう

問題を厄介にしていくのは本人の中で親の支配を抜け出して自分を確立させたい!という気持ちもネトゲ依存と混ざり合って存在しているということです。
それは嘘偽りではなく本当に存在していて、親に対する色んな不満・怒りがあります。
親の価値観に対する拒否感や主体性を取り戻したい!という願望もあります。
そのような気持ちが思春期であれば無性に本人へ湧き上がってきます。
現実世界で自立をするのではなく、ネトゲ・スマホの世界に自分の居場所を見つけてしまうのです。
これは「親からの自立」が「ネット世界へ依存する」ことへすり替わる現象です。
【思春期】❌【ネトゲ依存】=家族崩壊?

思春期でネトゲ依存になると、もはや「それなしでは生きていけない」と感じるレベルです。
昔のゲームしか知らない方は今のゲームがいかに面白く飽きさせず永遠にワクワクさせてくれるか分からないと思います。
参考記事にもあるように、今と昔では全く別物と言っていいほど違います。
その強烈な依存性ゆえにこれまで自分を縛っていた価値観を壊し、もはや自分をコントロールすることが出来なくなります。
親への反抗・自立がネトゲ依存にすり替わってしまうと、本人はネトゲ・スマホにしがみつくようになります。
思春期の本人からすれば、親の価値観から解き放たれてあたかも新しい価値観に目覚めたと言わんばかりに感じられるのです。
親がやめさせようとすればするほど反発が強くなってしまうのはこれが原因です。
思春期でネトゲ依存症に陥った場合の解決方法は?

上に書いてきたこの深刻な状況が分からない親は事態を悪化させてしまいます。
思春期の自立がネトゲ依存へすり替わった子は、「ネットやゲームは親よりも自分のことを理解して支えてくれる」と感じています。
そこへ事態が読めない親が問題行為にばかり目を向けて無理やりやめさせようとすれば、どんな事態を招くのか。ここまで読んでくださった方なら想像がつきますよね。
ここまで事態が悪化した場合の解決策は「第三者の介入」以外ないでしょう。
医療機関やカウンセラーに客観的なサポートが必要になってきます。
ただし、ここで注意点があります。
もしすでに第三者のアドバイスで「とりあえず放っておきなさい」「事態が落ち着くまで静観しておいた方がいい」と言われたらそれは間違いです。
このアドバイスが効いていたのは昔のゲームが流行していた時代です。
現代のオンラインゲームがどれほど魅力的で永続的に楽しませてくれるかご存知ですよね?
静観はNGです。これだけは口を酸っぱくしてお伝えします。
それでは今回はこの辺りで終わりますね。

それではまたお会いしましょう!

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